第三医学論文集の著者、内科医浅見鉄男医学博士は「井穴刺絡学」（せいけつしらくがく）の中で、手と足の第４指（くすりゆび）の井穴からの点状出血が他の１０指とは全く異なる副交感神経の異常亢進を正す高位中枢性の効果を現す『ツボ』として特筆しています。
　中国鍼灸医学において、手足の第４指、爪甲根部の井穴は、各々十二経絡を代表する五大重要ツボ、五兪穴としています。そして、少なくとも２千年以上の間、常に医師および国民各層に愛用されつづけています。

　澤征四郎は、超電療法で追試して、これが中国鍼灸学理論には無い素晴らしい画期的効果の発見、発明と考えました｡そしてパルス治療器で２０ヘルス強刺激によって自律神経調整法として最高最速の効果を実現しました｡

１．副交感神経の異常亢進症の抑制による交感神経を亢進正常化して治る例

副交感神経の異常亢進はガンの原因にもなっている

1. ガン細胞制圧の主役とされるリンパ球の増多活性化
2. 手術後の機能性腸閉塞（イレウス）
3. 胃･腸痙攣・胆石痛
4. 胃・十二指腸潰瘍・慢性下痢
5. 月経痛・子宮異常出血
6. 夜尿症
7. 副交感神経異常亢進による唾液分泌過多
8. ぎっくり腰
9. 線維筋痛症
10. 低血圧症
11. 高血圧治療中の低血圧
12. 脳貧血・全身倦怠感
13. 交感神経緊張低下による心不全
14. 眠気・疲労
15. 偏頭痛
16. 緊張性便秘
17. 治療の過誤または衰弱・過労による発作性疼痛、引きつり、痙攣など｡

２．アレルギー現象の抑制で治る例

1. 気管支喘息
2. アレルギー性鼻炎・腸炎・蕁麻疹・薬品・化粧品かぶれ・薬疹・ペニシリンによるショック
3. 虫刺されによる症状
4. アトピー性疾患（皮膚・眼・鼻など）
5. 花粉症

３．ステロイドホルモン様効果

1. リウマチ性関節痛
2. 原因不明の神経痛
3. ステロイドホルモン適応性疾患
4. 痒み止め

４．鎮痛効果（機序不明）及びその他

1. 肋間神経痛
2. ヘルペス、水痘・風疹、続発の神経痛
3. 治療の過誤または衰弱・過労による発作性疼痛、引きつり、痙攣など｡

�@関衝　かんしょう
（三焦経）手の第４指外側、
爪甲根部の点。

�A竅陰　きょういん
（胆 経）足の第４指外側、
爪甲根部の点。

左手指に赤導子・右手指に黒を貼る。
左足指に黒導子・右足指に赤を貼る。